「つむぎ」は、発達障がい・知的障がいのある子どもを抱える方、子どもの発達が気になる方、子育ての悩みがある方などが集まって、定期的に勉強会や意見交換会を行っています。子育ての悩みを共有し、理解し合うことで、子育てをする方が前向きな気持ちになれるようサポートしています。主な活動場所は大阪市城東区です。

初めて気が付いたこと

子育て日記

今日は小学校の修了式です。朝息子を小学校に送って行って、正門のところで支援の先生に1年のお礼を伝えて帰宅してからしばらく涙が止まりませんでした。今は美味しい紅茶を飲んでちょっと気持ちは落ち着いています。客観的に分析して、お世話になった先生方との別れが寂しいのかな?と思っていましたが、もちろんその気持ちもありますが、違うことに気が付きました。この涙は、1年間特に大きなトラブルもなく、なんとか無事に今日で1年を終われることへの安堵の涙です。

小学校入学までの大変な準備を重ね、入学式の日から毎日の送迎。毎日連絡ノートで先生と学校の様子、家庭での様子を事細かく共有し、問題行動などが発生したら対策を考えて、その都度面談。それ以外にも家庭での学習のサポートに療育の送迎に療育での面談。発達外来の定期的な受診。そして、家事・育児・仕事。

朝「いってらっしゃい」と送り出し、帰宅した子どもに「宿題は?」と声をかける生活とは、全く違う毎日を過ごしています。めいっぱい頑張った自分に対しての、「おつかれ、私」という安堵の涙です。もちろん、新年度の支援がどうなるか、クラス編成に先生は誰なのか?など沢山気になる心配事はありますが、もうしっかり面談も終え、こちらの希望も伝えているので、これ以上私に出来ることはありません。新年度が始まれば、また大変な日々のスタートです。だから、この春休みの期間だけは、私も少し気持ちを軽くして過ごせたらいいなと思いました。

とっても孤独で過酷な毎日なのに、なかなか家族には分かってもらえないし、誰かと共有したくてここに書かせてもらいました。きっと「分かる~!」と思ってくれる仲間がたくさんいるはずです。みなさんも新年度が始まるまで、少しだけ肩の力を抜いて、自分を労わってくださいね。